誰の心のなかにも家族や恋人や大事な友だちのための占有スペースがあるように、一週間ほど経った現在も、道東の風景や出会った人たちのことがしっかりと焼きついて、居座って、こびりついて、離れてくれそうにありません。
三月末とはいえ、冬将軍の大立ち回りであいにくの雪模様。町は昼間でもひと気が無く、歩行者より見かけた牛のほうが頭数として多かったくらいなのに、豊かで、刺激的で、同時にほっとするような、いままでに訪れたどんな町ともちがう、強烈なインパクトを受けた道東の旅。これらの写真とレポートで、その何分の一かでも共有してもらえると嬉しいのですが。
<写真:中標津空港で旅人を待ち受ける、ジェフ・クーンズの作品のような、等寸大のプラスティック製乳牛>

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