ひさしぶりにオークションでイイ物抜いたなあー。
と、いうのも、先日ネットオークション(ヤフーじゃないとこ)でレコードのカテゴリーをボンヤリ見てたらば、「J. Marks & Shipen Lebzelter / Rock And Other Four Letter Words」*1を発見。
もう既に所有しているアルバムだけど、スタート価格(500円)のまま誰も入札してないようだし、このお店が他に出品してるのは古い歌謡曲とかGS、国内外のロックやジャズばかり。しかも明らかに国内盤中心の品揃えなわけ。こんな特殊なレコードが混じる可能性は普通ならあり得ない。
ピンと来た。帯こそ付いてないけれど、稀少な解説シート付き*2の国内盤なんではなかろうか、と!
たとえこの読みが外れて、普通のアメリカ盤*3だったとしても、手放せば500円以上になるのはハッキリしてる。Aプランでいこうが、Bプランでいこうが、損はないはずです。*4
結局、最後までライバルは現れず、あっさりと500円で落札。そして今日、現物が届いた次第。結果は写真参照。ボカァ、とっても嬉しいです。

*1:1968年・CBSソニーより発売。マーシャル・マクルーハン「メディアはメッセージだ」と比肩する、オーディオ・コラージュ大作。マクルーハンをかなり意識した邦題は「ROCKは未来につながる"4文字"メッセージ」。J Marksは西海岸の前衛アーティスト、シッペン・レヴェツェルターは映画制作などをやっていた人物。彼らと交流の深かったジェファーソン・エアプレインやエリック・バードンピート・タウンゼントなど53名のロック・ミュージシャンが登場する27時間分のインタビューを、たった1分に編集した「アイネ・クライネ・ハヤカワ」をはじめ、モーグIIIによる電子音楽、ジャズ、ロック、クラッシックなどがグッチャグチャにカットアップされ、まことドラッギーなサウンド・ドキュメンタリー。プロデューサーのジョン・マクルーアは元V.U.のジョン・ケイルと組んで、現代音楽のアルバムをプロデュースしたり、レナード・バーンスタイン作品のサントラをプロデュースしたりと、割に偉い人。そういえば、田中雄二さんの本「電子音楽 in Lost World」の中では「アイネ・クライネ・ハヤカワ」を「早川雪舟をもじった」タイトルが付いた曲、として紹介されてるんだけど、これはたぶん間違い。ライナーでも紹介されてる「言語学者ハヤカワ」こと、Samuel Ichiye Hayakawaが元ネタだと思う。彼はサンフランシスコ州立大学で教鞭を執っていたし、サンフランシスコ出身のJ Marksとも接点があるかもしれない。彼の書いた現代英語論「Language in Thought and Action」は今でも大学の教科書として用いられるくらい有名。

*2:執筆は植草甚一&一柳彗の両センセイ。解説を読みながら、あらためて聞き直すと、ぼくたちが”文盲”的に外国語の音楽へ触れていることを痛感するわけです。まあ、それもまたすごいことなんだけれど。

*3:もちろんアメリカ盤だって充分レアなんだが。

*4:カーリング中継の見過ぎ。