先週末は二箇所のイベントを廻って参りました。

まず土曜日は恵比寿みるくで「club nines」に出演。名前に冠された"nines"はズバリ九州が由縁。九州出身のDJ(川辺ヒロシさん、Duck Rockさん、など)やバンドをフィーチャーしたイベントに、僕は"country4"からの刺客として参加してきたという次第。
それにしても。このイベントのナニがヤバかったって、焼酎会社が協賛してまして、焼酎が完全フリー(笑)。DJやってると、まるでミネラルウォーターのように芋焼酎がブースに運び込まれ、したたか酔っぱらわされました。そのおかげか、それまでちょっと動きの鈍かったフロアをうまいことロックできたっつうか、地下三階が恐ろしい人口密度になってたのは嬉しかった。この日、一番盛り上がってたんじゃないかと、自画自賛。おかげでメインフロアのパフォーマンスはほとんど見られなかったんだけど、オーガナイザーのみんながもの凄く頑張ってたので大盛況に終わって、ほんと良かったなあと思います。次回の開催も楽しみだ。
富山への飛行機が朝イチの7時45分発。5時半にみるくを出て、DJバッグを引きずりつつ、羽田へ向かいました。どんなに呑んでも意識は飛ばない僕ですけど、胃に溜まった芋焼酎の重さはいかんともしがたく、羽田に向かう道中で二、三度電車を降りる羽目に(バアフアウトはなんとか耐えました)。バッグを預けて、気が楽になり、出発ロビーにて小一時間の仮眠。
飛行時間はたった45分。ランディングの衝撃で目を覚ます。気が付けば、そこは富山。目の覚めるような快晴で、遠くに見える立山連峰が美しい。
迎えに来てくれたオーガナイザーのパオ君とミニカちゃんと共に空港内の喫茶店で一息。10時にオープンする空港近くのクアハウスで、ホテルのチェックイン時間まで仮眠するつもりだったけど、行ってみたらなんと仮眠サービス自体をやってなかった。ホテルに泣きの電話を入れてもらい、10時半からアーリーチェックインさせてもらうことができた。助かりました。

部屋で荷物をほどき、一風呂浴びる。さっそく就寝しようと思いきや、時間はお昼近く。どこからか美味そうなカレーの匂いが漂って来るではありませんか。無視して寝ようにも、鼻は閉じられない。ガラムマサラの強烈なスパイス臭が辛抱溜まらず、パオ君に電話。コンビニでオニギリとお茶を買ってきてもらい、予定外の食事。

午後6時半、会場のBeelineにてサウンドチェック。小規模ながら天井が高くて気持ちの良いブース。通路沿いのスペースがちょっとした個室に分かれ、食事も楽しめるオシャレな造り。防音の関係で音量が思いっきり出せないのが残念だけど、サウンドはなかなかのバランス。一週間前にはスギウラム君が来たみたいで、壁にサインが残ってました。

サウンドチェックのあとは「寿司栄」にてお楽しみの食事。コースを奮発してくれたので、先付けのヨモギ豆腐、マグロ中落ちの湯葉乗せから始まり、メインのお寿司、デザートのアイスクリームまで全部で七、八品はあったのかなあ。富山の味をどっぷりと堪能。

同じ日本海でも金沢や福井の魚は濃厚でまったりと脂がのっているのに対し、潮の流れが速い富山の海で獲れた魚は非常に筋肉質。シャリシャリとしたシャープな食感に端正なうま味が潜んでいて、噛めば噛むほど美味さが広がっていく。料理全体がそれに合わせるかのように薄味なので、コース全体が薄目のレイヤーを重ねていくようで、繊細。さすがは「美味しんぼ」ファンの聖地。

お寿司の最後に出たカニ身とカニミソの軍艦でフィニッシュすべきなのは分かってたんだけど、野暮を承知でウニも一貫だけ頂いてしまいました・・・(もちろん激UMA)。

これでもう一回風呂に入って、ぐっすり寝られたら夢のようだけど、悲しいかなDJはここからが仕事。おなかをさすりながら、イベントの会場に向かいました。(つづく)