チンパンニュースチャンネル」(フジテレビ)のおかげで夜になるのが待ち遠しい、最近のぼくです。スペシャルと最初の一週分をまるまる見逃してるんですが、今週日曜の一時間特番は録画マスト。
さて今日は人に会う約束が二つ入っていた。それらをかなり上手い具合に一日の予定としてレイアウトできてた(特に移動の効率面で)のでイイ気分だったんだけれども、先方の寝坊や不慮の事態が重なって約束の両方が吹っ飛んじゃった。それが確定した頃にはもうすでに最初の待ち合わせに向けて移動をはじめていたので、こりゃどうしたもんか・・・と、17秒ほど駅にて思案。

とりあえず横浜まで向かい、行きつけの美容室で髪を切ることにした。それから友人と一緒に行くはずだった中華料理店へ(あえて)予定を変えずに行ってみることにする。場所はもちろん中華街。
夕飯にはちょっと早めの時間だったので、客は自分だけ。夜になれば軽く行列ができるような店だから、独り占め感がとても嬉しい。ピークタイムに向けて仕込みを続けるコックさんと彼のちっちゃな娘さん(小学校からちょうど帰ってきた)が交わす早口の中国語をBGMに、ぼくは努めてのんびりと食べた。水餃子と五目チャーハンと青島ビール。ふっくらした餃子の皮を咬むと中から熱いスープがチュッと飛び出して、口の中があやうくヤケドしそうになったところへ冷たいビールをグッと注ぎ込む。そこへちょっと塩気強めのチャーハンをカカッとレンゲでかきこむ。あとはひたすらそれのくりかえし。ハッキリ言ってかなり幸せな時間です。うっすらと汗ばんだまま、グラスに残っていたビールを飲み干し、お会計を済ませる。
そのままナニもしないで帰るのはシャクなので、石川町のアポロ☆ブックス*1まで腹ごなしに歩くことにした。行くたびに店長の長谷川さんとは様々な方向に話を脱線させながら、長時間にわたって話し込んでしまうのですが、今日はなんと調子こいて3時間半もミッチリ話し込んでしまった! 横浜のライブハウス事情、長谷川さんが現在抱えている大きなプロジェクト、ぼくの抱えている小さなプロジェクト、アポロ☆ブックスの大きな野望からぼくのささやかな希望など、とくに身近な話からひとくちで説明できないような漠然とした話まで、まさに徒然なるママ、気の向くパパ。*2
実はいつも彼との長話で気力&体力を使い果たし、肝心の本を一冊も買わないで帰ることが多いんですが、本日はレジ締めを少し待ってもらって、速攻で二冊ほど見繕う。
以前から欲しかった和田誠の『装丁物語』と『美術手帖』のマルセル・デュシャン瀧口修造の特集号(1981年8月号)を購入。瀧口修造*3は今、ぼくが一番気になっている・・・その人と形、遺した作品などを研究し始めた人物なのですが、1979年7月1日・・・つまりちょうどぼくの10才の誕生日に亡くなってることを知って、妙な親近感さえ抱いてる。
二冊ともそんなに高価な本ではないけれど、長谷川さんのご厚意でさらに幾分かディスカウントしていただいた。(心の中で)土下座。次回訪れる際には、伊勢佐木町界隈の古書店トロールに同行させてもらう約束を交わし、帰路につく。
いろいろな流れに翻弄されつつも、充実した一日にうまくレイアウトし直せた感じ? 何事もやはり自分の心がけ次第ですね。この日記を書き終えたら、コーヒーでも入れて、さっそく今日の収穫に目を通したいと思います。そしてぐっすり眠るのだ。

*1:住所:横浜市中区吉浜町2-4 アクシス元町の2F。昨年、ミズモト家の書架から蔵書を"そのまま移した"だけというスペシャルコーナーを作ってくださった、日本一奇特でパンク精神溢れる古本屋さん。今回ザッと店内を眺めてみたんですが、ボクが送った本はほとんど売り切れてました。お買い上げありがとうございます。また近々ヨカ本を見繕って、アポロに送る予定なのでお楽しみに。

*2:ちょっと気が利いてるこの言葉。今、自分で発明したつもりなんだけど、同じ事を言ってる人がいたらぜひ教えてください! だってホラ、恥ずかしいので。

*3:彼の多様な業績を肩書きとして規定するのはとても難しいけれど、一般的には詩人・画家・美術評論家として紹介されることが多いだろうか。シュールレアリズムやマルセル・デュシャンの優れた紹介者として、また彼の手がけた様々な翻訳などは日本の芸術家たちに大きな影響を与えた。