自宅マンションから(大袈裟でなく)一歩出たところで「なんなんなんだ!?」というほどの豪雨。おまけに喜多見駅付近で落雷があったとかなかったとか。若干の遅れを被りつつ、下北沢へ到着。雨はすっかり上がっている。クイックジャパンでやってる連載をヴァージョンアップする計画があり、森山編集長&編集部の林くんと昼飯&お茶しながら、今後の展開に関する打ち合わせ。いろいろアイディアは出るが、あれこれとミーティングを重ねるより、とりあえず一回”DO”してみることに。イメージ通りに事が運んだら、かなり面白いことになるはず。
二人と別れ、吉祥寺へ移動。こないだ井の頭線の急行が吉祥寺駅構内の車輪止めに衝突したことを思い出し、立ち止まってじっくりと観察してみたが、とりたて変わったところはなし。つまらん。待ち合わせ場所の喫茶店「ボア」に向かう。内門洋さん(Ballroom Records総帥)と単行本関係の打ち合わせ。昨年末からカラダを壊していた内門さんもようやく快方に向かってるようで、安心。この勢いで「出る出る」と言いつつ、引っ張りまくってる我々の単行本をGWなんてのは当然返上する所存で、なんとか夏には発売したいところ。
それにしても。駅前に立つと、吉祥寺がますます騒がしい街になったことを感じる。ここ数年で起こった変化・・・井の頭公園へ向かう小道の拡張〜長年廃墟だったターミナルエコー跡の改装(ユザワヤの開店)〜東急裏の開発〜ロンロンやサンロードの改装を経て、ぼくの目には(かつての吉祥寺が含んでいた)街の品位は確実に下がってるとしか思えない。住む人が求める理想とはまったく関係ないところで、街は簡単に変貌していく。なんでも揃っていて便利な街がイコール魅力的だなんてぼくはけっして思わない。むしろ不便さや至らなさが、その街のオリジナリティをかえって際だたせるものだ。だからこそ結局ぼくは10年以上住んだ吉祥寺を離れ、わざわざ不便な街を探し、至らなさを楽しむ生活を選んだのだし、ここでの暮らしは(自分が今ほんとうに求めている)豊かさをもたらしてくれた、と信じてるんだけど・・・。
それでもかけがえのないものはある。たとえば思い出の味とか馴染みの顔とかいったような。立て続けの打ち合わせでおなかがガボガボになっていたので、味方面の思い出巡りは諦め、馴染みの顔に会いに行く。ぼくが120%の信頼を寄せている吉祥寺中医整体院で院長先生の施術を受け、すっかりRE-FRESH。新宿経由で帰宅。