さて、今日11月1日がどんな日かと申しますと、1604年に「オセロ」、そして1611年に「テンペスト」がロンドンで初演された日だそうです。要するにウィリアム・シェイクスピアに縁が深い日なんですが、不幸にも僕はシェイクスピアに疎い。でも「テンペスト」が日本語で「嵐」という意味だということくらいは知っています。つまり今日は「嵐」の初日。
そして僕にとっても嵐の初日と呼ぶにふさわしい日といえましょう。なぜなら今月初旬〜中旬には7"シングル「AFTER THE RAIN」が、そして29日には待望のフルアルバム『Journalized』がリリースされ、また25日の福井を皮切りにリリースツアーもスタート。これはもう嵐と呼ぶにふさわしい一ヶ月だと思うのです。これがハウンドドッグなら、嵐は金曜日だけなんでしょうが*1、僕は一足早い冬の嵐の中をヒラヒラと木の葉のように漂う、一艘の小舟。手には出来たばかりのシングルとアルバム。なんだか我が事ながら、泣かせるイメージです。
ただし、苦労して作った作品なので、僕の手を離れ、全国の、否、世界中のみなさんと作品を共有することができるのは、思わずごはんをおかわりしたくなるような喜びなのも事実。
もちろんそこには一抹の不安もあります。今まで僕が世に問うてきた音楽や書籍は、他人との共作や共著というものが多くて、いかんせんどんな評価や批判も、関わってくれた人たちとシェアしているような気分でした。でも今回は違います。正真正銘、どっからどう切っても完全なセルフプロデュース作品。なにがどうあれ全部、自分で受け止めていくしかありません。
まあでも、実際、僕にとって非常に愛着のある作品ができあがったので、どんな厳しい声も素直に聞けるような気がしています。末永く聞いてもらえる音と、末永く大事にしてもらえるパッケージになったと思っているので、一回だけ試聴機で聞いて判断するのではなく、ぜひ家に持って帰って聞いてみて欲しいです。なんなら発売から一年後でも構わないですよ。なにせ僕は曲によっては『A.M.』完成直後から聞いてて、まだ飽きてないからね(笑)。簡単にCD棚やiPodの中で腐っちゃうような、賞味期限の短いチャート音楽じゃないんで、慌てなくてもきっと大丈夫です。

・・・まあ、言うまでもなく発売日にビシッと買ってくれる人が一番好きです!

そういえば、今回の発売元であるANGEL'S EGGの飯島さんが彼のブログに素敵な文章を寄せてくれました。当事者が当事者同士を褒めあうのもなんですが、レーベルを運営するなんて仕事は今や非常に勇気が要ることだと思う(こんなCDの売れない時代に!)ので、彼にはホント感謝しています。なにはともあれ、参加してくれたメンバーやスタッフをはじめ、数は少ないながらも様々な面で協力してくれた友人達にも感謝しつつ、嵐の11月に出発したいと思います。

そして追伸。部屋の片隅に使ってないWINDOWSマシンはありませんか? XPが走ればなんでも構いません。モニターはあるので、本体+キーボードだけでいいのですが。心当たりのある方、詳しくはこちらまで。

*1:このネタが通じるのは三十歳以上かな。もっとも今のハウンドドッグは毎日が嵐っぽいですけどね。