閉幕ギリギリですが、なんとか滑り込みで「大竹伸朗/全景」を見てきました。作品を見ている間、ココロの中でずっと「ガンバレガンバレ」と、若き日の大竹さんを応援してしまい、地下フロアに着く頃にはヘトヘトになってしまいました*1
ちょうど読んでいた横尾忠則さんの自伝「波乱へ!!」の中に「大衆が要求する芸術は、認識ではなく感動なのである」という一文があるのですが、まさにこの心の中に湧き立った「応援」の気持ちこそ、感情が動かされた=感動の証拠だと思います。
心おきなく応援し、出口に向かったところ、アトリウムからひときわ大きい音が聞こえてきたので、慌てて駆け戻る。まさにその時「ダブ平&ニューシャネル」のパフォーマンスが始まらんとしていました。今日の相方はどなたかわかりませんが、工業用のデカいスプリングにピックアップを付け、ゴムのハンマーで叩き、アンプリファイ。彼の演奏と大竹さん・・・というか「ダブ平&ニューシャネル」が約30分くらいセッション。前半が爽やかで良かったなー。
後半、客が徐々に飽き始め、ブース前の人垣が目減りしてきたので、大竹さんが陣取るブースの方に近づいてったら、大竹さんと目が合い、なぜか会釈のような目配せのような合図を送ってくれました。僕もそれに応えて会釈し返したら、大竹さんはやおら音を止め、そこでパフォーマンス終了。インプロは終了のタイミングが命。僕もセッションに加わったかのような気持ちになりました(笑)。
で、実は今日、携帯電話を自宅に忘れてたんですよ。取りに帰れる地点で気づいたのですが、なんとなくそのまま出かけた、と。そしたら不思議なことに、ここ数週間、連絡のタイミングを計っていた、映像作家の近藤大介くん*2夫妻に入館直後、バッタリ遭遇。ご夫妻それぞれに用件があったのですが、一気にそれが片づいてしまいました。彼らとは展覧会を見終わった後に食事でもってことになり、会場出口で落ち合う時間を決める(なんせ携帯がないので)。ではのちほど、と別れたところで、今度は小田島等くん&細野しんいち君、つまりBEST MUSICとバッタリはちあう。今日、携帯さえ忘れていなければ、駅から電話して小田島君を誘うつもりだったから、もう今後は携帯なんて要らなくなるかもなあと思ったよ。
たっぷりクローズまで鑑賞(応援)し、先約のある小田島君たちと別れる。で、近藤君の事務所に寄って、簡単な打ち合わせ。あと人形町の洋食屋で激ウマのポークソテー、ポークカツ、カニヤキメシを食べました。うーん、良い一日。

*1:特に3Fの「実験時代」から1Fの宇和島移住前の作品にかけて。見に行った人は僕の気持ちが分かってもらえるはず。

*2:JET BOY GRAPHICSでお世話になってました。