ウェス・アンダーソンが久々にメガホンを取った新作「The Darjeeling Limited」が面白そう。全米公開は今年の冬で、撮影はすでに終了。現在、ポスト・プロダクション中。主演にはウェスの盟友オーウェン・ウィルソンジェイソン・シュワルツマンが揃い踏み、エイドリアン・ブロディが加わる(共演はナタリー・ポートマンロマン・コッポラ、ほか)。

あらすじはこんな感じ・・・・・・彼ら三人が扮する兄弟は、病死した父親(=ビル・マーレイカメオ出演との噂。四作品連続出演!)の生まれ変わりだと信じるアルビノ(白子)の虎、そしてインドの修道院で暮らす母親(アンジェリカ・ヒューストン。三作品連続出演!)を探すため、ダージリン・リミテッド鉄道に乗ってインドへ向かう。彼らはこのスピリチュアルな旅を通して互いに絆を深めるものの、事態は徐々におかしな方向へ。そして自分たち自身やインドという国について深く学んでいく・・・。

インドの映画情報サイトに、かなり詳しいニュースが載ってたのですが、ウェス&オーウェンのコンビはインドとなにやら古い因縁があるみたい。テキサス大学在学中、彼ら二人は行きつけのカフェオーナー*1から四方山バナシを聞かされてた、と。で、彼から聞いた話をヒントに自主映画「Bottle Rocket*2」を制作、結果的にその作品が認められて、彼らが長編デビュー(アンソニーのハッピー・モーテル)するきっかけになったということです。根本敬さんと船橋英雄さんにとっての内田研究みたいな感じでしょうか?(違うし、わかりづらい) まあ、それもあって全編インドロケのこの映画に繋がっていったのでしょうね。以前紹介したインド系の作家ジュンパ・ラヒリもそうだけど、なんだか最近インドが熱い(というか、暑い)ですね。

なにはともあれ今から公開が待ち遠しいけど、日本公開は来年の春辺りか。そういえば、リンチの「インランド・エンパイア」は夏に公開が延びた模様。あと「パンチ・ドランク・ラブ」以来の新作「There Will Be Blood」を完成させつつあるのが、ポール・トーマス・アンダーソン社会主義者の作家アプトン・シンクレアが1927年に出版した小説『Oil』が原作*3。今年のカンヌに出品作として名を連ねてるようなので、これも年内に見られることを楽しみにしてます。あっ、先週末に全米公開されたタランティーノ×ロバート・ロドリゲスの新作『Grind House』も見たい!
最近は映画代もバカにならんし、今から映画貯金しないとね。

*1:当時89才のインド人。さすがの加護ちゃんも彼とは付き合えないでしょう。

*2:YouTubeにちゃんと上がってました。なんの苦労もなく、無料でなんでも見られる時代・・・。

*3:日本でも昭和5年平凡社から翻訳出版されてるようですが、古書でも入手はかなり難しそうだ。