バタバタしていて、そのまま書くタイミングを逸しそうなネタが多いので、箇条書きのような形ではありますが、いくつかまとめて。
まず印象的な訃報をふたつ。7月28日にプロレスの神様カール・ゴッチ死去。彼の試合をナマで見る機会はありませんでしたが、新生UWFの旗揚げ興業にゴッチさんは最高顧問として来日。後楽園ホールで握手をしてもらいました。80才を過ぎてからも日々のトレーニングは欠かさず、プロレスの技術だけでなく、相手に素手で致命傷を与える・・・つまり「殺し」の技術を常に考え続けていると云われていました。彼の一番弟子的存在である藤原組長が、ゴッチの死の翌日、あの27時間テレビ*1でボーリング大会に興じる様を見て、いささか悲しみも冷めました。
そして昨日、作家の小田実さんが逝去。彼の盟友である開高健さんの「静物としての生物」を読んでいたところ、テレビから小田さんの訃報が流れてきたので、非常に驚きました。小田さんといえば「朝まで生テレビ」の黎明期に、大島渚さんや西部進さんらと並んでレギュラー出演し、テーブルに両肘をつき、発言相手を射るような目つきで見据えていた、あの独特の佇まいがすぐに思い出されます。作家としての小田さんの著作は高校の時に「何でも見てやろう」を読んだきりなのですが、五年くらい前に買った編著本「市民の暦」は、折を見て読み返すヨカ本です。*2

*1:今年のつまらなさは異常。吉田沙保里劇団ひとりレスリング対決をした深夜のコーナーだけ、ものすごく面白かったです。

*2:この本の前書きなどがここで読めます。