宇野誠一郎ひょっこりひょうたん島一休さんムーミン、アイアイ、etc)が全作曲&編曲、ジャーナリストの鵬風太郎が作詞を担当した*1高石ともやの「東風」をついに入手。嬉しいなあ。
まるでジョン・サイモンやヴァン・ダイク・パークスがプロデュースしたような、驚くべきコンセプトアルバム。今年三月に紙ジャケCDで復刻されたポリドール5000番台シリーズの一枚なんだけど、オリジナルアナログがどうしても欲しかったので、半年くらいずっと探してたのです。
それにしても。この「東風」のように<突然変異的>なトータルアルバムって他にあるんだろーか。アシッドやサイケでもなく、もちろんただのフォークミュージックでもない。少なくとも日本のレコードで、ぼくはこんなユニークなサウンドを聴いたことがなかった。はっぴいえんどが解散した1972年12月に、この作品が発表されたことはただの偶然じゃないでしょう。

「ゆでめん」や「黒船」に、そこまで入れ込んだことのない、ぼくのような半価者にも、このアルバムはすばらしく嬉しい衝撃を与えてくれました。

*1:ディレクターはテレサ・テンを手がけた福住哲弥氏。鵬風太郎という人物は、まったく正体が分からないんだけど(CDのライナーなどで解説があるのだろうか?)、ひょっとして福住氏の変名なんじゃないかと勝手に想像してます。真相はいかに。