昨日は午後から馬込文士村を散策。旧三島由紀夫邸を詣でてきました。大森〜馬込は初めて行ったんですが、アップダウンの激しいこと、道の複雑さ、なによりY字路の多さに驚かされました。この界隈は空襲で焼け残ったと思われる古い建物も多く、昔の住居区画をそのまま生かして道路整備されてることから、戦前の「村」的な雰囲気が残ってるんですね。

こんなかんじ。

三島邸は、かの篠山先生が撮り下ろした写真集「三島由紀夫の家」を見て以来、さまざま想像を膨らませていたのですが、非常にこじんまりとしていて、表札を見逃せば、気づかずに通り過ぎてしまいそう。完全に周囲の住宅と溶け込んでました。開高さんのお宅を見学したときにも同様の感慨がありましたが、世界に名だたる大文豪の自宅としては、控えめな印象さえ抱いたというか。
翻せば、こんな静かな住宅街に、盾の会のメンバーがあの制服姿で頻繁に出入りしてたとすると、かえって異様だったのかもしれませんね。
ほかにも、北園克衛が同人誌「VOU」制作の拠点としていた馬込文学圏、川端、石坂洋次郎萩原朔太郎らのゆかりの地などを周り、山王書房跡を見学、午後五時すぎに大森駅を後にしました。*1

その後、新宿にて馬の骨さんと落ちあい、終電までサシ呑み。

*1:大森駅付近の、昭和感が漂いまくる雑多な町並み、大衆酒場、モツ屋、焼鳥屋などには大いに惹かれたなー。