中秋の名月
ベランダから眺めました。雲ひとつない空に目映いくらいの光を放っていて、じつに見事でした。
いわゆる「花鳥風月」という言葉には、広辞苑に載っている「天地自然の美しさ」という意味のほか、人がその精神的な成熟度に応じて、魅了されたり、執着したりするものの順番だと聞いたことがあります。若いときに感じられるのは、まず花の魅力。年齢を重ねるごとに鳥、風、月へと関心が移っていく、といったように。云われてみれば確かにそうかもね。

推し進めて、こんな解釈はどうでしょう?

花・・・手で触れられる身近なもの。望みに応じて手に入るもの。現実。
鳥・・・かんたんには触れられないけれど、努力とやり方次第で手に入るかもしれないもの。夢や理想。
風・・・存在を感じることはできるけど、実体が見えないもの。運や偶然。
月・・・別世界、宇宙、未来、来世。

うーん、こう考えると、まだちょっと月には早すぎるか(笑)。
今は鳥を追っかけながら、ときどきボンヤリ風に吹かれるくらいが、ちょうどいい塩梅。