安倍首相の退陣劇と総裁選にインスパイアされて、DVDで「金環蝕」を鑑賞。
昭和の映画界を代表する「イイ顔」揃いの俳優陣。画面全体がポマードでベトベト。
いつ見てもクドすぎる宇野重吉、吸い込まれそうな高橋悦史(の鼻の穴)、エロすぎる仲代達矢、直視できないくらい下品な三国"スーさん"連太郎、加藤嘉神山繁、根上純、北村和夫大滝秀治・・・と、まあ、音圧ならぬ”顔圧”のすごいことすごいこと。
顔圧といえば、篠山紀信の写真集「晴れた日」に収められている、政治家(全員いわゆるタレント候補ですが)を超どアップで切り取った、このポートレイト群も凄い。でも紀信さんの写真にあるような、ポップさとかユーモア感は、金環蝕の俳優さんたちには皆無だからね。
おなじ山本薩夫監督の作品でも「白い巨塔」とか「華麗なる一族」のように、安直なリメイクは今後、絶対に不可能だと思うので、唯一無比のオリジナルとして、安心して楽しめる(?)んじゃないでしょうか。名匠佐藤勝が手がけたクインシー・ジョーンズっぽいサウンドトラックも聞きごたえアリ。レコード出てるのかしら。あったら、ゼッタイに欲しいけどなア。
まま、秋雨でどこにも出かけられない休日などありましたら、みなさんも(特に女性に)ぜひご覧ください。僕もあと七回くらい見直して、顔圧を高めていきたい所存です。