日本シリーズ第五戦。七回あたりから見ましたが、九回の岩瀬投入はさすがにずっこけました。昭和二十九年以来(半世紀以上!)という、まるで彗星のような周期でやって来た日本一を、結果はどうあれ、中日ファン以外の人たちが一緒に祝福できないようなムードにしちゃったのは、今後の球団運営的にはどうなんですかね。プロ野球人気が底を打ってる現状じゃ、浮動票集めというか、ムードメイクみたいなことって、けっこう大事だろうに。53年振りの優勝なんて事実は、いちど勝ってしまえばそこでリセットされてしまう。それよりも、日本シリーズの、しかも優勝決定戦でパーフェクトゲーム達成なんて、どこからどう見ても永久に語り継がれる偉業。
オチは「山井(投手)に確認した上で、リリーフを出すことにした」って云ってるみたいだけど、パーフェクトゲームは投手だけで作る記録じゃない。中日ナインはたぶん、山井の続投で腹が決まってたと思う。山井が打たれるならともかく、岩瀬でひっくり返されたら、一気に日ハムへムードが傾いてた可能性さえあったんじゃないか。実際、昨年の日本シリーズは続投した山本昌が打ち込まれてたっけ(その後、四連敗)。
昨年よりも一段階ヴァージョンが上がったシチュエーションに際し、戸倉警部のような決然とした調子で「誰がなんと言おうと、すべての責任はオレが取るから、お前が最後まで投げろ」と(ふたたび)言い渡すことこそ、真のサムライスタイルだったんじゃあるまいか?・・・まあ、そもそもショーマンシップを求めるなら、落合に監督を任せたりしないよね。かわりといってはなんですが、スタンドの信子夫人はネコ耳をあたまに付けて、サーヴィス満点でした!*1

*1:亀田家といい、落合家といい・・・(笑)。