昨日の続きです。

A「最近、ミズモトさんのブログ面白いですよ」
ミ「最近ッ!」
A「いや、他意はないですけど・・・」
ミ「他意ありきだったら、本気で立ち直れないけどね」
A「ああいうタッチで小説とか書いてみたらいいんじゃないですか?」
ミ「小説かー。なんでか最近いろんな人から言われるんだよ、小説を書けばって」
A「じゃあ、書けばいいじゃないですか」
ミ「うーん、これはあくまでぼくだけの感覚なんだけどさ。ブログを書くときに使ってる文体ってのは、道具に喩えるとしたらハサミなのね。わりとよく切れるハサミっていうか。とにかく紙みたいに薄いものだったら、いったん切り出しちゃえば、自由に手が動いてスイスイ切れるんだよ。切り始めたときには思ってもみないようなカタチになったりするから、自分でも切ってて楽しい。飽きたら、ときどきカッター使ったり・・・なんにせよ紙を切るくらいなら不便はない。でも小説を書くとなると、やっぱり紙を切るってわけにはいかないじゃない? 切る対象がたとえば丸太くらい大きくなれば、いくらよく切れるハサミでもせいぜい表面にキズが付けられるくらいでしょ。丸太を切りたいならノコギリが必要なんだよね。すこしくらい刃が錆びてても、ノコギリだったらなんとか丸太は切れる。それ以前に、ぼくに今、切るべき丸太が見あたらないのが問題なんだけど(苦笑)、ぼくの道具箱にはノコギリが入ってないみたいなんだよね。けっこう探してみたんだけど、どうも見つからない。もし将来、切るべき丸太が目の前に転がってきたとき、道具箱の奥のほうに隠れていたノコギリが偶然見つかるか、とりあえず誰かから借りてきたものを使ってみるか、それとも最後まで見つからずじまいか・・・まあ、ぼくはこれがいちばん可能性が高いと思ってるんだけど。とにもかくにも。今のぼくはハサミで紙を切ることだけで満足してるんだよ」
A「・・・・・・」
ミ「・・・?」
A「見つかるといいですね、とか言えばいいんですかね」
ミ「うん、ああ・・・はい」