週末の疲れがたたったのか、朝方に急性の胃炎を起こし、激しい悪寒と吐き気。昼から打合せが二本入っていたんだけど、急遽先方にはキャンセルのお願いをして、一日お粥で過ごすはめに(もうずいぶん良くなったので、心配ご無用です)。
と、いった俺のビョーキ話はおいといて、先日アメリカで発売された小山田くんの新しい12inch-EP「Gum」に入っているPetra Haden嬢のアカペラカバー版「Music」最高。

Cornelius
http://www.myspace.com/corneliusofficial

ペトラ嬢のことは、何年か前に「Petra Haden Sings: The Who Sell Out*1」を出したときに知ったんだけど、ぼくがそれほど熱心なThe Whoのファンではないこともあり、正直ピンと来なかったのですが・・・。
で、今回、あらためていろいろ調べたんだけど、音楽家としてのキャリアだけでなく、家庭環境も「イヤミかっ!」ってくらいしっかりとした人なんだね。まず父親はあのチャーリー・ヘイデン(w/オーネット・コールマンドン・チェリーコルトレーンパット・メセニー、etc)。そしてレイチェル・ヘイデン(ザ・レンタルズ、ザット・ドッグ)とタニヤ・ヘイデン(ジャック・ブラックの嫁)のお姉ちゃん。ベック、ルシャス、ウィーザーとかグリーン・デイ・・・などなど、多数のアルバムに参加経験があって、ビル・フリゼールとの共演盤も出して・・・まあ、あとは自分で調べてください。要するに、パリス・ヒルトンなんかと違って、良い意味での音楽セレブリティ一家の出身。
おなじ鬼多重コーラス物でも、ビョークほどビョーキっぽくないというか、ハーモニーこそ緻密なんだけど、アメリカン・キルトのような耳触り。

Petra Haden
http://www.myspace.com/petrahaden

ただし、彼女のmyspaceで聴ける「スリラー(MJ)」「ゴッド・オンリーノウズ(The Beach Boys)」「ドント・ストップ・ビリーヴィン(Journey)」なんかは、いずれも原曲のアレンジを声で踏襲した"だけ"の・・・要するに習作的なカバー作品ですが、この「Music」は小山田くん的な空間性はある程度、踏襲しつつも、格段に風通しがよい。ちなみにmyspaceの試聴で聴けるのは英語詞ですが、12インチには日本語詞版も入っていて、そっちの方がオススメです。彼女のキュートな声質と片言の日本語があいまって胸キュン度はグッと強めに。

Who Sell Out

Who Sell Out

*1:The Whoの「The Who Sell Out」丸ごと一枚をアカペラで再現したアルバム。