Vadis Turner
http://vadisturner.com/
ココロに女子が棲むすべての人たちが、悶死することまちがいナシの作品群。
手芸用品、生理用品や下着など、この手のマテリアルを使った女性作家のアートには、強いメッセージ性(時として怨念にも似た)を感じることがありますが、Vadisの作品は実にかろやか。作り手のセクシャリティに拘わらず、こういうベクトルのクリエイティヴィティ・・・俺呼んで"ガールズ・フォークロア"・・・には、まだまだニッチというか、充分な可能性が在ると思う。
つまり前史的に、オタクカルチャーをアートへリフォームするやりくちに代表されるような、いわば"ボーイズ・フォークロア"の時代が長らく続いたことで、その反作用として出現したのが、このガールズ・フォークロア的世界観ではなかろうか。マニズム/フェミニズムの二項対立から生じるような血なまぐささはほとんどなくて、ボーイズ・フォークロアとは、お互いのテリトリーを細かい部分で食い合いつつ成立している、一卵性双生児的なカウンターとして見ると、すごく理解しやすい。*1
ちなみに上掲の公式サイトではもっとたくさんの作品を見ることができます。
で、見終わったらすぐにパソコンを窓から捨てろ! そして編み棒を取れ!*2

リヴィン・ラヴ

リヴィン・ラヴ

伝説的なガールズ・ロックバンド・フロム・ナッシュビル。蛇トンボの季節に自殺しなかった五人組は全員女子高生(1969年当時)。マニュエラ時代にCDで復刻され、かれこれ十年以上も愛聴してたのに、CD棚に見あたらず。どこいったか、誰か知らない?

ダーティ

ダーティ


ジャケットはごぞんじマイク・ケリーの作品。しかしですねぇ、これが15年前のアルバムだなんて、にわかに信じられないですよ、ぼくは。

*1:双子の兄妹が両親に色違いで買ってもらった洋服を、その日の気分で交換しながら着ているようなイメージ。

*2:亡くなった祖母が編みぐるみの達人でした。もし存命なら、いろいろ発注したかった!