月曜から時代劇専門チャンネルで放送されている「木枯し紋次郎」に首ったけです。
幼少のみぎり、三度笠に見立てて、竹のザルをかぶったり、爪楊枝をくわえてプラスティック製の刀を振り回してた記憶はあるのですが、本格的に見直すのはこれが初めて。今週の月曜〜水曜に放送された市川崑さんの演出回(第一話から三話まで)だけをエアチェックするつもりが、最終話(これも市川崑さんの演出)まで確実に見続けることでしょう。
ちょうどこのドラマが放送された1972年は、日中国交正常化沖縄返還といった戦後処理が進む一方で、あさま山荘事件ミュンヘン事件など社会全体がまだまだ騒がしかった時代。そんな状況下で視聴率30パーセント以上を叩き出したこのドラマの魅力は、そうしたバックグラウンドを抜きにして語れない部分がトーゼンあると思いますが、紋次郎を演じる中村敦夫の瑞々しい肉体と匂い立つような色気。脇を固める女優陣の美しさ、画面いっぱいにアクをふりまく強烈な助演陣。そして、渡世人稼業のリアリズムを徹底的に追求する一方で、市川崑の真骨頂であるスタイリッシュな演出や脚色もあり、なおかつそれを支えているのが大映京都の錚々たる映像職人たちなんだから、おもしろくないわけないよね。
そんなわけで毎日ワタクシ、紋次郎メシ(麦飯の入った茶碗に味噌汁、焼いたメザシ、漬け物を全部ぶっこんでかき混ぜたもの)をかきこみながら、テレビの前で「モンジロ〜!」「アツオちゃ〜ん!」と黄色い声を張り上げております。*1

木枯し紋次郎 DVD-BOX I

木枯し紋次郎 DVD-BOX I

木枯し紋次郎 DVD-BOX II

木枯し紋次郎 DVD-BOX II

今度、群馬に行ったら、紋次郎の出身地を再現したというテーマパーク「三日月村」にかならず行こうと決意した次第。

*1:実際、ゲイの方々に熱烈なるファンが多かったそうです。あ、もちろんぼくはゲイじゃないですよ!