「いてもいなくてもいいじゃない。そんなもんは、どうでも」「生きているものは必ず死ぬんだから、パンダだって死ぬだろう。別にそれをみんなで大泣きして悲しむほどでもないじゃない」なんて暴言吐く気はさらさらないけれど、「世界も狭くなったんだし、見たけりゃ、いるとこに行って見てくりゃいいじゃないですか」というのは、めずらしく慎太郎と同意見だな。USJにもサンリオピューロランドにも豊島園にも蝶ネクタイした黒ネズミがいたら、ありがたみ無いよね。
パンダのレンタル料はつがいで年間一億円。中国国内の動物園も年間1400万円で借り受けるんだとか。永久にNOじゃなくとも、貸し手との関係が落ち着くまで、すくなくとも今はノーサンキューでいいんじゃない? その経費の何分の一かでも使って、新しい目玉を考える方がよっぽど建設的だと思いますね。
・・・ときて、まあ、あんまり説教臭くなるのはイヤなので、サラッと書きますけど、ありとあらゆる食品の値段が上がってるせいで、いざスーパーに出かけたあと、考えてたメニューと違うものに落ち着くことがままあります。不完全燃焼でレジに並んだときの、なんともいえない哀しみといったら・・・。
より安い食品を求めて外国・・・特に中国へ依存していたところが、さまざまな問題が起こったせいで、割高の国産を買わざるを得ない、と。ただ、それを作るヒトひとりの労働の(たとえ途上国の基準では普通のことでも)対価としてそこに野菜や肉があると思えば、これまでが不当に安かったんじゃないかという気もする。
だからぼく自身は今の状況をカラダやアタマから溜まった毒を抜き、古い価値基準をリセットするチャンスだと考えることにしました。パンダ無しで運営する上野動物園のように。商店街の八百屋さんに並ぶ、地元で採れた野菜は生命力があって、美味しいうえに新鮮で、そのぶん長持ちするから結局お得。フェアトレードの基本はやはり地産地消じゃないでしょうか。