さらにこの秋、アメリカの総合格闘技団体「UFC」の中継がWOWOWに帰ってきます。ヒャッホー!(辻よしなり
中断したのはPRIDEが崩壊する直前のことで、PRIDEを主戦場にしていた外国人の強豪選手たちが、軒並みUFCへ流出した頃でした。それ以来、これは見ておきたいと思うカードに関してのみ、YouTubeとかdailymotionへゲリラ的にアップされる動画で補完してました。
そういう動画はもちろん画質も劣悪で、寝技の細かい攻防はよくわからないし、おまけに韓国語やアラビア語のけたたましい実況解説が付いてたりして、じっくり楽しめるようなシロモノじゃありません。大学時代に友達から回ってきた「中山美穂裏ビデオ」を見てるような、懐かしい気分に再々なりました。
本格的な中継再開は来月の「UFC89」からで、いま現在は中断期間中のベストバウトをまとめた「UFC IS BACK」を放送中。ハイビジョン映像&日本語の実況解説で、「中山美穂裏ビデオ」をあらためて見直しているんですが、「ほう、あそこのカラミはああいうカタチでしたか!」「あんな良いカラダをしていたんだな」などなど、いささか誤解を招きそうな調子で、あらためて感心しています。ぼくがもっとも熱心に見ていた頃に比べて、ボクシングテクニックの進化は目を見張りました。特にグラウンド状態で、相手に致命的なダメージを与える打撃テクニックの多様性と、それを有効化する細かなポジショニング技術。プロレスラー相手の大味な試合でキャリアを積んできたミルコが、ほとんど水に馴染めぬまま、オクタゴンを去ることになった理由もこの辺にありそうです。