時々・・・というより、ブログのネタとしてはすでに恒例化してしまったコンピューター関係のトラブル話から。
・・・・・・おい、そこ。またか、とか云わない!
さて、今回はですね、迷惑メールフィルタの設定を改めたら、過去数年分のメールを全消去してしまったという次第。
細かい事情説明は省きますけど、パソコン内だけでなく、IMAPで繋いであったGmailのサーバからも完全に消去されてしまって、ジ・エンド。指先が一瞬で冷たくなり、頭の中からサーーッと血の気が引いていく音が聞こえてくるような、もう今となってはかぎりなく快感に近いカタルシス
ケーリー・グラントのような薄笑いを浮かべたまま、モニターの前でしばらく硬直しておりました。出社したら会社が消えていたリーマンブラザースの社員もこんな気持ちだったでしょうね。わかります、わかります。
が。ここで大事なことを思い出したんです。ふとした気まぐれで、先月末、パソコンの全データをディスクイメージにし、外付けのHDDへバックアップしてたことを。やるじゃん、過去の俺。ヨッ、大統領!*1
とはいえ、そこまで浮かれてる場合ではなく、九月末・・・正確に言うと、九月二十五日から十月九日までに届いたメールが消えたことに変わりないわけです。思い出せる範囲になりますけど、その間にメールでご連絡いただいた案件について、いささか間の抜けた確認をこれから徐々に入れると思いますので、生暖かい気持ちで対応くださいませ>友人&仕事関係の諸氏。
Gmailといえば、こんなニュースを。

「メール送信後に後悔」を未然に防止、Gmailが実験機能
Googleは6日、Webメールサービス「Gmail」において、送ってから後悔するようなメールの送信を未然に防ぐ機能「Mail Goggles」の提供を開始した。一目惚れした女性に告白したり、昔の彼女に復縁を求めたりと、勢いに任せて送信した後に後悔することを防げるとしている。

 Mail Googglesを有効にすると、メール送信時に、ユーザーが本当にそのメールを送りたいかどうかを確認してくれる。さらに、心理状態がまともかどうかを確かめるために、簡単な計算問題が表示される。この問題に正しく答えると、メールを送信できる仕組みだ。

 初期状態でMail Gogglesは、この手のメールが送信されやすいという、週末夜の時間帯のみ有効。Gmailの設定画面から、有効にしたい曜日、時間帯、計算問題の難易度を選ぶことも可能だ。なお、同機能はGmailの「Labs」内で実験機能として公開されている。Labsは英語モードのみが対象で、Internet Explorer 7/8やFirefoxなどから利用できる。(Impress Watch


むしろ「読んだことを後悔したくなるようなメールを読んでしまった場合、記憶から完全に抹消してくれる機能」を実装して欲しいですけどね。

閑話休題
今年のノーベル賞は日本人研究者たちにカミカゼが吹きまくってます。素粒子を研究するチームが受賞したのは物理学賞でしたっけ。
万物を形づくるものの最小単位が素粒子。ヒモだか弦だか、そういう形をしていて、中性子の中でプルプル震えてる、と。でもさすがに日常生活の中で「おー、今朝の俺の素粒子はいつも以上にプルプルしてるぞ! 今日こそ彼女に告ってみるか!」といった風に実感することはないわけであります。じゃあ、日常生活レベルで<素粒子>とくればなんなのよと、数秒考えてみたところ、やっぱり石油にちげえねえと。座礁したタンカーからの油漏れで、全身アブラまみれになってるウミドリのように自分のことが思えてくるわけですね。
それでも日本の島国根性はいくらかポジティヴに働いてるというか、世界的状況から見ればずいぶんと暢気。CNNを見てると、ウォール街の街角に立つレポーターは戦時下のバクダットから中継入れてるような緊迫感・・・・・飛び交う放談に脅えているような顔つきなんですけどね。
ひょっとしたら経済の舵取りをしている担っている連中も、全メールが消えた瞬間の俺とおなじように、うつろな顔つきをしてるんじゃないかな。いやいや、こんなシチュエーションのためにちゃんとシェルターが用意されてて、そのなかでは高笑いしているのかな。
・・・・・・と、そんなことを考えつつ、氷室冴子の「恋する女たち」を読んでいたら、女子高生が昼間っからウイスキー飲んで、煙草吸って、ディスコに出かけて、キスしたり、されたりするような時代に戻りたくなってしまいました。今日はもう寝るぞ! ふて寝じゃ。


恋する女たち (集英社文庫―コバルトシリーズ)

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*1:復旧は少々厄介だけど、机の引き出しからタイムトラベルして褒めに行きたい気分。ただし過去の自分と遭ったら、データどころか、タイムパラドックスで俺の存在が消えちゃう。