さて、NHKがこんなコンテンツを公開しました。
NHK青春ラジカセ
http://www.nhk.or.jp/my-fm-days/
番組開始から三十周年、そしてNHK-FMの開局四十周年を記念して、往年の「サウンドストリート」をストリーミング放送で聴くことができます。インターフェイスも気が利いてて(鈴木英人! FMステーション!)なかなか楽しいです。
一回目の更新は月曜日のディスクジョッキーだった佐野元春の番組(通称:モトハル・レディオ・ショウ)を前後編で二本分。著作権の関係で音楽はすぐにフェイドアウトしてしまいますが、独特のクセがあるモトライオンのお喋り(よく中学の教室でモノマネしてました)は、当時を知らないヤングなら余計に楽しめるんじゃないでしょうか。ぼく自身は過去にエアチェックしたカセットテープ(そのほとんどは火曜担当の坂本龍一さんの番組ですが)を大事に保管してるし、同好の士がアップロードしてくれるデータをネット経由で手に入れてよく聴いてるんですけど、ノイズがほとんど乗っていないクリアな音質というだけでも新鮮です。
以前仕事をしたTFMのディレクターから聞いた話だと、民放局はラジオ番組のデータを会社としてまったく保管していないそうです。くだんのディレクター氏の話では、NHKは過去の番組も含めて完璧に保管していると聞いてたのですが、この「サウンドストリート」放送当時にはNHKも保管制度が無かったことがHPで言及されていました。有料でも良いから、サンストのノーカット版データを配信してほしいとかねてから考えてたけれど、それはどうやら叶わぬ夢だったようですね。
じゃあここで提案。保管制度が無かったんなら、現在の保管用予算をやりくりして個人から録音テープを買い取ればいいんじゃないかと。三十年間も保管を代行してくれてたと考えれば安いものでしょう。先着順でも良いし、音質を基準に査定してもいい。100%とはいかなくても、教授やタツロー、佐野元春の担当分くらいなら90%は補完できるんじゃない? こういうカネにモノを云わせるやり方ってYouTubeなどに対抗するための、ひとつの有効な手段じゃないかと思うのですが。


FMステーション(POPS編)

FMステーション(POPS編)