前回のエントリーへ反響を寄せてくださったすべての皆さんに感謝します。とはいえ、メッセージの仲介をささやかにお手伝いしたにすぎないぼくへではなく、より本質的な反響が紛争の犠牲になっている人たち・・・壁へおしつぶされそうになっている卵たちに届くことを祈るばかりです。
さて、そうこうしてるうちに「Sunday Rock」まで一週間を切ってしまい、少々焦る。いや、かなり焦っている。バンドでのライブやDJ、トークショーの仕切りとは勝手が違いすぎるというか、経験値なさすぎ。なんだこの誰にも頼れない感。*1
で、最近は外出日和であっても花粉に脅えて、なかなか遠出ができず、もっぱら読書と映画(とテレビ少々)に気が向く日々。いま準備中の仕事の関係で、時間を見つけて蔵書を再読してるってこともあるんだけど、津野海太郎おかしな時代」を読み直したイキオイで、図書館から借りてきた矢崎泰久「話の特集」と仲間たち」と、内田修ジャズが若かったころ」読了。
内田修は戦後の・・・主にバップからフリージャズシーンを彩った日本のジャズメン(ナベサダ高柳昌行富樫雅彦、etc)と公私ともに深く交流した著名なジャズファン。愛知県岡崎市で大きな病院を経営されていたドクターでもあります。そんな彼が"植草甚一責任編集"時代の「宝島」で連載していたエッセイをまとめたこの本。オスカー・シンドラーのごとく物心両面でミュージシャンたちを援助した彼が、そのコレクションのすべてを岡崎市に寄贈〜設立された「内田修ジャズコレクション」には、こんど豊橋へ呼んでもらったついでに行ってみたいもんだなー、と。いずれコーナーショップの三輪さんが数多のDJやミュージシャンとの交流を一冊の本にまとめたら、こんな感じになるかも。それには三輪さんが自宅へ完全防音のスタジオを作ったり、食えないミュージシャンを三ヶ月くらい家に住まわせたりしなくてはならず、まず本業のさらなる発展が急務か。
で、もう一回蔵書に戻って、今は山下洋輔「風雲ジャズ帖」(菊地信義の素晴らしい装丁による1975年版)と、ヴォネガットやディックの翻訳で有名な浅倉久志のエッセイ集「ぼくがカンガルーに出会ったころ」を並読中。年齢と共に夜更かしが難しくなり、ふとんに入ったら本をいっさい読めなくなったので、集中して読みたい時はもっぱらイン・ダ・バス。最初に張ったお湯が水になるまで読みふけっても、積ん読はいっこうに減らず・・・。
映画はなに見たっけな。今週DVDで借りてきたのが「JUNO」「JUST FOR KICKS」「アイムノットゼア」と、劇場版の「白い巨塔」(田宮二郎ブーム!)。あと日本映画専門チャンネル香川京子(お慕いしてます!)特集をやってるので、未見だった「東京のヒロイン」「明日ある限り」・・・って感じか。
「JUST FOR KICKS」が意外に良かったな。ファッショナブルな実用品という要素と、コレクタブルなヴァリューが共存する感じが中古レコードと似てるし、スニーカーにそこまでマニアックじゃないぼくもはげしく共感できたし、こういうドキュメントの切り口は、ぼくにとって「レコード・バイヤーズ・ダイアリー」の編集意図というか、キモの部分だったので。
そして、スニーカーの分野でもコレクターの敵はオンナ(恋人、妻、母親)!


*1:今後こういう催しを都内近郊で行う時にお手伝いをしてくれる、善意に溢れた方がいらっしゃったら、こちらまでご一報ください!