以前、チラッと紹介した「読書会」を月曜日に開催しました。メンバーエンちゃんナナちゃんリナちゃん・・・そしてぼく。以上四人がエンちゃんちに集結。*1
第一回目のオーガナイザーとしてぼくが選んだ課題図書は、ブローティガンの「愛のゆくえ」。
中編〜長編小説という枠は事前にみんなで決めてたんだけど、古今東西の数多ある小説の中で、たった一冊を選ぶ困難さといったら! まあ、いくら考えてもきりがないのは明白。最後はあみだくじ感覚で選ぶことにしました。
それでもこの本に決めた理由はいくつかありまして、まずなんといってもブローティガンは熱烈に好きな作家であること。ぼくが読んだことのある彼の作品のなかでもっとも(一般的な意味で)小説としての体をなしているということ。「名も無き人々が綴った本を保管する特別な図書館」が舞台となっていること、そして原題である「The Abortion(堕胎)」ほか、メンバーそれぞれ読み取り方に差異が生じそうな要素が少なからず含まれていること、あまり力まずに読める長さの本で、読後感もまずまず良いこと・・・などなどが決め手になったかな。

BGMはPCからネットラジオでクラシックチャンネルとラジオ・デヴィッド・バーン(苦しい!おしゃれ死しそう!)。持ち寄ったお菓子やらお茶やらワインやらを楽しみながらのディスカッションは、気の合う友人同士の他愛ないおしゃべりと違って、軽いディベートのような側面もあって面白かったなあ。三時半くらいに集まって、ひとまず八時に終了。そこで別れたリナちゃん以外のメンバーとはイタリアンレストランに移動し、さらにワインを傾けながらの二回戦。
とはいえ、そこからはもっぱら「○○(小説名)の○○は、映画化したら誰をキャスティングしたいか」といった他愛のないネタが中心だったんですけども。
そして帰りの車中、よせばいいのに漱石(エンちゃんに借りた「行人」)と格闘。悪酔い。

ともあれ。
なんせまだ初回だし、あんよがおぼつかないこともあり、次回の課題図書は多数決的に『グレイト・ギャツビー』に落ち着いちゃったんだけど、二回三回と回を重ねる事に、あんたがコレを奨めるなら、あたしはコレでいきたいんだかんね・・・といった案配で、一種の連想ゲーム的にスウィングしていけば、DJで云うところのバック・トゥ・バック(B2B)ならぬ、ブック・トゥ・ブック状態で面白くなりそうなんだけど! 早くそうしたノリになりたい。
まま、次回の開催予定は盛夏に湘南で、と約束してあるので、いかにもフィッツジェラルド的に、二〇年代のコロニアル風ファッション・・・男子は麻の開襟シャツにパナマ帽、女子は日傘にレースのワンピースで身を包み、海岸でピニャコラーダでもすすりながら、きゅうりのようにクールなスマイルを浮かべて、ギャツビーのもの悲しい末路について論じたいと思います!

*1:ほんとは群馬から小林さんも来るはずだったんだけど、風邪により欠席と相成りました。残念ー。