ケニー・ランキンが七日に肺がんで逝去。
今年一月、ケーシー・ランキン(SHOGUN)さんが亡くなったとき、読み損なってケニーが亡くなったと一瞬、勘違いしたんですけど、今度は間違いでもなんでもなく、ケニー本人がほんとうに逝ってしまいました。
二月にブロッサム・ディアリー、先日の清志郎、そしてケニー・ランキン。天から授けられたすばらしい声を持つ歌手たちが、まるでその返却日が来たかのように次々と召されていってしまい、それを持たぬ者としては巨大な欠落感を味わうのみ。やれやれ。

マインド・ダスターズ(紙ジャケット仕様)

マインド・ダスターズ(紙ジャケット仕様)

ケニーのアルバムでいっとう好きなのが、やはりファーストの『マインド・ダスターズ』。べらぼうにレアでも、高いワケでもないのに、なかなかこのレコードとは巡り会わなかったので、十年前にVIVIDからCDが出たときはとても嬉しかった。*1
で、二年くらい前、待望のアナログ盤を手に入れた。値段はたしか三千円だったかな。そして「Sunday Rock#3」のラストに収録した「Come Away Melinda」は、わざわざそのレコードから起こしたのでした。
上の動画は、のちに『ライク・ア・シード』でセルフカヴァーした彼の代表曲「ピースフル」のライブ演奏。享年69歳はどう考えても早すぎるけど、重い病気から解放された今は、ただ"ピースフル"にお眠りください。

*1:しかもリリースされたことに安心して買いそびれ、すぐに廃盤となり、あとから苦労して手に入れた。その後ふたたびビデオアーツから紙ジャケで再発されました。