都内での打ち合わせ終わりで映画館に駆けつけ、スタトレ(http://www.startrekmovie.com/intl/jp/)をやっとこさっとこ見てきました。昨年末、トレッキー仲間の常盤さんや大久保浩一さんと今回の新作映画について話したときは「いっそ全米公開時にLAまで乗り込むか!」くらい盛り上がってたんですが、さすがに立ち消え。それならばとティーザー以外の情報をいっさい遮断し、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで日本公開を待ち望んだ次第。
その甲斐あってリ・イマジネーション版「宇宙大作戦」前史"旅の仲間"編・・・想像以上のウルトラ大傑作を心の底から楽しんできました!!!!*1
冒頭十分間で涙腺は崩壊。スクリーンがゆがんで見えず、ハンドタオルが手放せない状態に。結局、都合三回は本泣き、別の五、六シーンでバルブが半オープンする始末。流した涙を渇水で困っている松山のダムに放流したかったくらいですよ、ええ。*2
もちろんつっこみどころもたくさんあるし、ご都合主義の大味な部分や、宇宙での派手なバトルより殴り合いで決着・・・みたいなところは相変わらずだったけど、それもひっくるめたのが、スタトレの醍醐味なんだよね。*3
興行的にも大ヒットし、続編の制作にも弾みがついたアメリカと違って、日本じゃもうそろそろ上映も打ち切られそうだし、デカいスクリーンで見られるウチにもう一回くらい行きたいなあ。
思えばぼくが11、2年くらい前、フリーになって初めて本格的に関わった仕事がSF雑誌『HEAD+』・・・当時スタトレがらみの書籍を独占出版していた会社が創刊したんだけど、いろいろあって出版社本体が倒産。ギャランティの未払いなど思い出したくない部分もありますが(苦笑)、ぼくらが作ったヘンテコなスタトレ紹介記事も、ちゃんと米国のパラマウント本社からダメ出しが来て、逆に気分は盛り上がった。常盤さんや加藤賢崇さんや岸野さんといったマニュエラ周辺の人たち、ほかにも中原昌也君とか柳下毅一郎さんなんかも関わってたりして、そういう意味じゃ楽しい仕事でした。
まま、ぼくがどれだけエクスクラメーション・マークを連打しようとも、関心のない人にはなーんも響かないでしょうが、今回のは宇宙版「ルーキーズ」みたいな話なので(まあ、ルーキーズの事はよく知らないけど、たぶんね)気軽にちょっと見に行ってみてはいかがでしょうか。もし今後どこかで「このブログの影響で見に行きました」なんて話しかけてくれたら、ぼくの顔はきっと佐藤隆太のようにクシャクシャになってしまうと思いまーす。

<写真>左:ラスベガスにあった「スタートレック・エクスペリエンス(現在はCLOSE)」内のエンタープライズ号ブリッジにて。中:同場所で客引きしていたクリンゴンと。カプラ!右:昨年夏の購入以来、ぼくのiPod touchの待ち受けはずっとトリコーダー仕様。

*1:隠し砦の三悪人椿三十郎のリメイクは許せないのに、今回のスタトレはなぜにOKなのか。バジェットの違いと云えばそれまでだけど、絶対にそれだけじゃないわけで。

*2:隣の席のチャラいカップル(フジモンみたいなルックスの男と、フジモンみたいな顔をした女)もグチュグチュ云ってたんで、おー、理解ってるじゃん!と見直したら、単なる暗闇に紛れたフレンチキスの音! おえ〜。今すぐ立ち去れ〜!

*3:今回、予備知識が無い人にも楽しめる作品を狙ってるとはいえ、ある意味でアメリカンフットボールやアイスホッケーなんかにも近いので、もし見に行くなら基本的なルールくらいは勉強しておくと良いかも。旧作の映画版とかわざわざ借りずとも、ネットで拾える範囲くらいで十分。ヴァルカン人とロミュラン人のルーツは同じ、とか。そういえば、三年近く購読していたディアゴスティーニのスタトレファイルがまったく未整理のまま、段ボール三つくらいに入れっぱなしなんだけど、どうしたらいいんだ、あれは。