さて最近のヘビーローテーションと云えば、このランディ・ニューマン*1の新作。去年の夏にリリースされたアルバムだけど、出てることを知ったのも手に入れたのも最近。
さっそくハードディスクにブッこんで、仕事しながらボンヤリ流し聴きしてたら、気がつかないうちに40年前のアルバム『Creates Something New Under The Sun』とか39年前の『12 Songs』に切り替わってるからビックリだ。つまりそれくらい完璧な、まさに"正調"バーバンク・サウンド
ピクサー映画の主題曲で彼の歌声は耳にできても、ここ数年はピアノの弾き語りによるセルフカヴァーアルバムとか、購買意欲のそそられない作品ばかり出していたわけで、レコーディングにちゃんとお金をかけて本領を発揮したひさびさの作品と言えるんじゃないでしょうか。プロデューサーはチャド・ブレイクとレニー・ワロンカー。良い仕事しております。レーベルはNonsuch*2
まま何度も繰り返し書いてしまいますが、彼らは予算さえクリアできれば、楽々こういう芳醇な音を作れちゃうんですね。お見事。*3


Harps & Angels

Harps & Angels

しかし発売から約10ヶ月経った今も国内盤は出る気配なし!

*1:公式サイト(http://www.randynewman.com/)は一見してとてもシンプルな構成だけど、ひとつひとつの項目に対して情報に正しい奥行きが与えられていて、知的な人たちによって考え抜かれたうえで作られてるなあ、と好感。

*2:ローリー・アンダーソンブライアン・ウィルソンアンジェロ・バダラメンティジョン・ブライオンデヴィッド・バーンライ・クーダーブライアン・イーノクロノス・カルテット、ジルベルト・ジル、ビル・フリゼールブラッド・メルドージョニ・ミッチェルパット・メセニー、スクリッティ・ポリティ、ジョン・ゾーン、アキコ・ヤノ、ウィルコ、アラン・トゥーサン、カエターノなどなど、いずれも一筋縄じゃいかなさそうなベテラン・ミュージシャンたちの駆け込み寺になってますね、今や。

*3:日本でこういう"リバイバル"を期待したいミュージシャンは誰かなーと見渡して、パッと思いついたのはやっぱり大滝さんだけど、まあ彼の場合、カネの問題と云うよりやる気の問題なので・・・。あとはユキヒロさんに『サラヴァ!』的なミドル・オブ・ザ・ロードのアルバムをガッツリ作って欲しい気も。常識的に云えばエレクトロニカ路線より明らかに年相応だと思うんだけど、例のお三方は皆、頑なにそうならないぞとふんばってるところが凄いネ。