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ゴダール童貞は大学に入ってから慌てて切ったクチだし、結局ガキの頃に心からコーフンした映画はSWとかインディとかBTFとかターミネーターだったりするわけで、これは否めない事実であります。で、一昨日紹介したプリファブ・スプラウトの構想17年+8年ぶり新作・・・に負けずとも劣らない沈黙期間を経て、ぼくにとってゴダールより重要な映画作家であるジェームス・キャメロンが完成させた、12年ぶりの監督作品が『アバター』。
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本格的な立体映画&『エイリアン2』のパワーローダーみたいなカッコイイ戦闘機械が大暴れ・・・くらいしか事前情報が無かったんですけど、先頃ティーザーが公開されて、こないだの土曜日には15分間のダイジェスト映像も一部の劇場で公開。
スターシップ・トゥルーパーズともののけ姫とジャングル大帝が合体した感じ? 立体映画ならではの演出や撮影がさまざまに試みられてるそうなんで、この先のハリウッド映画の新基準になるんでしょうね。良くも悪くも。なるたけなら、良い基準になるといいけど。
こちらは2011年公開(再来年!)とアナウンスされた『トロン』の続編「TRON LEGACY」。*1
オリジナルの『トロン』は、CGっぽく見せかけた手描きアニメーションの表現がネジれた魅力になっていたわけで、今更このツルツルピカピカな世界観をフルCGで表現しても面白くもなんともないと思うんだけど、ティーザーを見る限り、おもいっきり前作の世界観を継承してますね。再来年公開ならこれも立体作品になるのでしょうか。盗撮&複製対策って側面があるとはいえ、立体にそぐわないテーマの映画はどうなっていくんだろうね。今後『ローマの休日3D』とか『東京物語3D』みたいな映画が出来るようになるのかなー(それはそれで見たい)。
そうそう、サウンドトラックは前作のウェンディ・カーロスに代わって、ダフト・パンクが担当。まあ順当な人選(ロボ選?)ですね。もうすでに24曲が完成していて、公開前にはこの『トロン』の世界観をコンセプトにしたショウの計画もあるとかないとか。
もう何年も前からやってますけど。