これはまるで今日のセインツのために作られた曲みたいだね! ぼくの大好きなニュー・オーリンズのシンガー、リー・ドーシーの「Yes We Can」。

ハリケーンカトリーナニュー・オーリンズを襲った二ヶ月後に、ぼくはちょうど単行本の取材でアメリカ西海岸を旅行しました。TVのニュースなどでは惨状がまだまだ生々しく伝えられていたけれど、快適すぎるロサンゼルスやラスベガスとのギャップがものすごくて、とても現在進行形で起きている出来事だと思えないというか、むしろ日本にいるときよりうまく結びつけることができなかった。

そのときロスでお世話になったアメリカ人の友達・・・・・・彼はちょうどロイター通信社の特派員としてニュー・オーリンズへ旅立つ直前だったのですが、自分の会社が衣食住を万全に確保してくれた状態で、身も心も傷ついた被災地の人々を取材することに対して、ジャーナリストとしての使命感と個人的な良心の折り合いをつけられないんだって話してくれたことも思い出します。

しかし、今年のスーパー・ボウルは本当に面白いゲームだったなー。
最初のタッチダウンを決めたのがハイチ出身のガーコン(コルツ)だったのも印象的だったし、もちろん鮮やかな逆転劇で勝利したニュー・オーリンズ・セインツは素晴らしいチームだった。そして勝利を祝うスタンドのセインツファンのために、スピーカーから大音量で流されたのはドクター・ジョンやプロフェッサー・ロングヘアー。なんて心憎い演出! と、かなり感激してしまいました。

そういえば、オリンピック期間中のバンクーバー市内ではたくさんの五輪関連イヴェントが行われる予定で、特にカナダ人ミュージシャンを中心にしたライブ・イヴェント"CODE"が連日開催され、出演者はFeist&Gonzalez、Chromeo、Kid Koala、など素晴らしすぎる人選。開会式には(なぜか)DEVOも登場するし、日本のこうしたイヴェントとのセンスの差を痛感してしまいますよねぇ。いや、ほんとに。