もう二週間近く前になるんだけど、下北沢のモナレコードで開催された「真夜中の前園直樹グループ」に参加してきました。
ライヴはもちろん前園直樹グループ、京都からバンヒロシさん(京都てなもんや通信!)&安藤明子さん。DJに常盤響、平林伸一さん、松永良平さん、行達也さん、フカミマドカさん、バーバレラさん。信藤三雄さんや長谷部千彩さんもフリマ出店者として参加…と、まさにオトナの文化祭。
小西さんをはじめ、いろんな方とずいぶんひさしぶりにお会いできたし、あっという間に朝が来た感じ。
われらがLOVE SHOPとワニ・ブックも特設ブースを確保。なんと開場直後からお客さんが殺到し、持っていった本の大半が終演までに捌けてしまうという、共産圏の肉屋のような状況。こんなに忙しく立ち働いたのは、大学生の頃にバイトしていた京王八王子駅前の本屋以来かも。ありがたや。
で、ほとんどのお客さんがTOUCH&BUYで買ってくださったのはセレクター冥利に尽きるんですけど、選んだ本を何度も読みかえしながら、買おうかどうしようか長い時間かけて逡巡したうえで、意を決して財布を開いてくださるお客さんの愛しいこと(笑)。思わず「差し上げます!」って言いたくなるのをグッとこらえて見守る俺、みたいな。つげ義春のマンガにもあったよね。古本屋の女の子が貧乏学生のために本にお金を挟んでおいてあげる話。まさにあれです。
あと横浜の時もそうだったんですが、出演者や遊びに来ている親しい友人たちが積極的に買ってくれるのが嬉しい。ほんとうは手放したくなかったような思い入れの強い本でも、そういう人たちの手に渡れば、なんとなくホッとしたりしてね。
ともあれ、ADCBSに関してはネットショップと並行して、こうした催事的な販売にますます比重が増してきてるというか、DJ…ならぬブック・ジョッキー的活動として、ゴキゲンな古本を引っさげていろんなところへ出かけられたら! なんて気持ちも増しています。
そんな中で、昨年DJでお世話になった北海道・別海町のオーガナイザー奥山さんからタイミングよくお声がかかり、4月アタマにワニ・ブック店主としてイヴェントを開催することとなりました。彼が昨年オープンした「oncafe」を会場に、古本の販売とトークショウ。そしてオマケでアコースティックライブもやる予定です。詳しいことはまた追々告知しますが、こうした活動でまた全国に足を運べるようになれば、本にも人にもたくさんの新しい出会いを期待できるんじゃないかと思うし、心底ワクワクしてます。

しかし、なんとなく始めたこの古本業のせいで、ますます”本業”が分からなくなってきたかも…。

<写真>リハーサル中の前園直樹グループ。店番のせいでほんのちょっとしかライヴ見られなかったのが残念。