The Bird And The Beeのニュー・アルバム「Interpreting the Masters 1: Tribute to Hall & Oate」はヨンでチェ字ウの如く、ホール&オーツへのトリビュート盤。オリジナル曲「Heard It On The Radio」が一曲目に収録されていますが、残り八曲はすべてホール&オーツの大ヒット曲のカバー。"Interprinting(自身の解釈や分析を通して演奏する)"とありますが、基本的にはオリジナル・ヴァージョンを踏襲したアレンジになっています。まあ、元々大好きなホール&オーツの楽曲をイナラが歌ってるだけで個人的にオッケーです。

ちなみに先々週、ロスアンゼルスではアルバムの発売記念として、ジョン・オーツが飛び入り参加したライヴも開催された模様。イナラのお腹がかなりポッコリしてますね(35才、妊娠中)。

で、これに付随してYouTubeで見つけた、ダリル・ホール+Chromeoの「I Can't Go For That」にも驚かされました。ダリル・ホールが自宅のスタジオに様々なゲストを招き、セッションした映像を配信している「http://www.livefromdarylshouse.com/」というプロジェクトからの演奏。
徹子の部屋ならぬダリルの部屋に招かれたゲストは、相方のジョン・オーツさんを筆頭に、ニック・ロウ、トッド、ロビー・クリーガーレイ・マンザレク(ザ・ドアーズ)、スモーキー・ロビンソンダイアン・バーチ、トゥーツ&メイタルス……などなど。ベテランから新人まで実に多彩。ミュージシャン発信でこうした試みが新しいミュージック・マーチャンダイズになっているのは、とても面白いですね。
ただ残念なのは、この映像でもジョンの傍らで素晴らしいアコースティックギターを演奏しているT・ボーン・ウォークが心臓発作で先日、急逝したこと。音楽界には様々な"T・ボーン"さんがいらっしゃいますが、ぼくにとっての"T・ボーン"さんはホール&オーツ・バンドのベーシストだった、このウォークさんなのです。つつしんでご冥福をお祈りします。