ロックの日。

さて昨日は6月9日=すなわち、ロックの日でした。キング・ジョーさん(@softhell)の煽りに乗っかったお調子者たちによって、Twitter上でロック川柳大会が自然発生的に開催されました。

ぼくもそのお調子者の一人だったわけですが、もともと「ロック川柳」の正式な名称は「ロックン川柳」で、みうらじゅんさんが提唱したもの。1988年に宝島の別冊として出版されたムック『VOW MEGA-MIX!!?』の企画としてスタート。
季語の代わりにロック特有の用語を使い、川柳を詠むロックン川柳の初代詠み人はみうらさんを筆頭に、渡辺祐さん、えのきどいちろうさん、萩原健太さん、宮沢章夫さん、しりあがり寿さん、押切伸一さん、そして川勝正幸さん。いずれ劣らぬサブカル偉人たちばかり。

今もなお 日本のインド 高円寺(みうらじゅん
つき合った 女を『レイラ』と そっと呼び (みうらじゅん
もともとは グラムの出ですと 高木完 (川勝正幸
『ギグに行く』言いながら照れる うちの父 (宮沢章夫
つきあげた コブシで電気を 消して寝る (しりあがり寿

……などの句がその時に詠まれた伝説の一句「ロックン川柳・オブ・フェイム」とされています。

そしてその12年後、2000年におなじく宝島社から出版された『VOW NEW MEGA-MIX!!?』のなかで「ロックン川柳」が復活!
宗匠に川勝"ウディ"正幸さんをお迎えし、ミズモトアキラモリタタダシ、堀雅人、常盤響の四人が詠み人として参加させていただきました。

グラサンを 経費で落とす オノヨーコ (モリタ
永ちゃんの タオル欲しがる 乳幼児(モリタ
『孫』聞いて ホロリ涙の 裕也かな(堀)
つんくって クンニと似てる どことなく(堀)
今(コン)ちゃんに 教えてもらった ラメとホモ(常盤)
制作費なくても 気になる ヒプノシス(常盤)
夜3時 冷蔵庫ゼロなり メンウルフ(川勝)
裏原や 『アサヤン』片手に クラプトン(川勝)

......といった名句を一同がひねり出すなか、ぼくはこのような句を詠んだ次第。

着メロに 入れてみたいな ボアダムス
ケンイシイ 電通時代は イシイケン

そしてその企画は当時、司会と監修をやっていたテレビ番組『music roots』へ飛び火し、ゲストにキリンジしまおまほちゃんを迎え、こんな形で特集にしました。


そしてそこからさらに10年。今年ぼくがTwitter上で詠んだロックン川柳はこんな感じです。

白竜の カウントダウンで 年を越す (ニューイヤーロックフェス川柳)
ザ・バンドの 真似して伸ばす 無精髭 (ウッドストック川柳)
元カノの 子ども育てた ラングレン (トッド川柳)
YouTubeで 初めて動く CANを見る (IT革命川柳)
バンダナで 薄毛隠して シャウトする(サラリーマンROCK川柳)
スローター ワスプ ドッケン L.A.ガンズ (LAメタル川柳)
リハなのに ちゃんとギャラ出す FZ(うんちく川柳)

いかがでしょうか?