ゆっくり歩いて、たくさん水を飲め。

試合終了の瞬間、四年で一歩の成長が宿命なのだ、と思いました。
オシムさんがオランダ戦の後に言ってたような、相手を仕留めるための「殺し屋の本能」を、果たして今日の代表が試合を通して希求していたか。答えはおそらくノー。ライフルの中には殺すための実弾ではなく、眠らせるための麻酔弾が込められていたように、ぼくには見えました。

そしてPKの結果で雌雄が決する以上、「PKは運」の一言だけで済ませられないファクターは絶対にあるわけで、そこから都合よく目を逸らしても、やっぱりなにも始まらないって気がします。南米や欧州ならもっと容赦ない批判が代表チームに浴びせられるでしょう。事実、海外メディアは相当批判的に日パラ戦を論じてる。日本のマスコミやファンもそっくり見倣えとは思わないけど、いつまでたっても「次は頑張れ」じゃダメな段階に日本のレベルは入ってるし、建設的なら多少の否定的意見は南アでの闘いに対するリスペクトの表明になると思う。

半年後にはアジアカップがあります。Twitterにも書いたのですが、新しい指揮官にはあらためて外国人をお願いしたいです。指導能力はもちろん、協会やマスコミ、広告代理店やスポンサーとの適正な距離感や緊張感を保てる、強い信念を持った人に今度こそ任せたい。と同時に選手や見守るファンの成長へ心からの愛情と喜びを感じてくれた(前々監督のような)偉大な教師に…。日本サッカーはまだ"義務教育"を卒業できるほど成長していないことが、あらためて証明されたのですから。

まま、なにはともあれ残り10日間、アフリカでブブゼラは鳴り続ける。最後まで楽しむよ、俺は。*1

さて、日本中が南半球へと視線を注ぐなか、われらが前園直樹大先生が東久留米のご自宅でせっせと更新作業を行ってくれまして、ア・ドラウニング・クロコダイル・ブック・サーヴィスの第15回出荷作業が無事終了です。今回は新カテゴリ"ワニ文庫"の第一弾として、いずれもオススメの文庫本5冊を用意しました。今後も篠原とおる先生の"ワニ分署"シリーズに負けずとも劣らない、パンチの効いた文庫たちをお届けしたいと思いますので、ご注目くださ〜い。ブーブーブー!(ブブゼラ

http://bit.ly/4pKood

PS, 明日でぼくも41歳。ついにバカボンのパパと同い年なのだ。

*1:ブラジル対スペイン、もしくはオランダ対アルゼンチンのどっちかが決勝カードになると良いな......と、日記には書いておこう。