12月14日(火) 今年のベスト。2021年版(暫定)。
Podcastの中で話したので大幅に省略するけど、とりわけ聴いた回数の多かったアルバムは以下の3枚。
Ben Varian - One Hundred Breakfasts With The Book
フィジカルリリースはカセットテープのみ。アナログは出ないの?って本人にメールしたら、一応、考えてはいるんだけど……との返事。データならなんと5ドル。みんなも買おう!
https://lobbyartrecs.bandcamp.com/album/one-hundred-breakfasts-with-the-book
John Carroll Kirby - Cryptozoo: Original Motion Picture Soundtrack
今年もJ.C.K.+Stones Throwの独壇場って感じだった。
https://johncarrollkirby.bandcamp.com/album/cryptozoo-original-motion-picture-soundtrack
Sam Evian - Time To Melt
世が世ならもっと大きな評価を与えられても良さそうな、すばらしい才能だと個人的には思ってる。
https://samevian.bandcamp.com/album/time-to-melt
https://www.mixcloud.com/akiramizumoto/think-twice-radio-vol25-best-of-2021-issue/
他のアルバムについて、はたまた楽曲単位の振り返りはもうちょっと年が押し迫ってからやる。
12月17日(金) November Spawned a Monster
今週は何やってたんだろう……。
年末締めのタイトな仕事、および諸々の案件がいくつか並行して走ってるのと、ディズニープラスにひさびさ入って『ゲット・バック』や『マンダロリアン』ほか、かれこれ1年以上未消化だった作品を片っ端から見てるせい───どっちかと言うと、仕事よりも忙しい(笑)。
それにつけても『マンダロリアン』の素晴らしさ。
本編はもちろんボーナストラックのメイキングがとにかく見もの。360度すべてを覆うLEDスクリーンと、ヴィデオゲームのレンダリング技術を掛け合わせたヴァーチャル背景。あるいは、ディープフェイク。そんな最新のテクノロジーと昔ながらのプロップ、衣装、特殊メイク、大道具といったハリウッドの伝統的な手仕事をミクスチャーした映像。観ててワクワクした理由はここらへんにもあったのね。
12月18日(土) 一筋縄じゃいかないクリスマスソング特集
M-1 北園みなみ 「ひさんなクリスマス」
2015年のミニアルバム『Never Let Me Go 』収録。
M-2 EPO 「TWINKLE CHRISTMAS」
1986年、札幌のデパートのクリスマスイベント用に作られた7インチ。かつては超絶レア音源でしたが、コンピレーション『素晴らしいアイデア 小西康陽の仕事 1986-2018』に収録。
M-3 神崎ゆう子「誰もいないクリスマス」
作詞/作曲:忌野清志郎&細野晴臣、編曲:細野晴臣。1994年リリース。神崎ゆう子はNHK「おかあさんといっしょ」の16代目うたのおねえさん。
M-4 伊藤銀次「ほこりだらけのクリスマスツリー」
1983年、高橋幸宏、細野晴臣が主宰するレーベル「¥EN」のクリスマスコンピレーション『WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS』より。『WE WISH〜』には大貫妙子、ムーンライダース、戸川純、立花ハジメらも参加。
2年ぶりによりを戻したカップル。ほこりだらけのクリスマスツリーを押し入れから出して、昔の思い出を飾りつける。やけぼっくいの火はそれほど長続きしそうにない。
M-5 サニーデイ・サービス「クリスマス」
2017年『Popcorn Ballads』より。
はたしてこの曲をクリスマス・ソングとして紹介してよいものか……とちょっとだけ悩んだけど、好きな曲なので最後に。