今日、往復15キロもウォーキングしてきたので、すっかりヘトヘトなんですけど、このビデオを見てしまったからには紹介せずにおれない!


昨年出たミニアルバム「Chunk Of Change」がアヴァランチーズとヴァン・シーとタヒチ80とN*E*R*D*をいいとこ取りしたような、あまりに密度の濃い作品だったので、こりゃこの一枚で燃え尽きちゃうかもネ・・・なんて甘く見てたら大間違い。来月ファーストフルアルバム「Manners」がリリースされるんだけども、先行して公開されたリード曲「The Reeling」のMusic PromoをYouTubeで発見。おもわずよろめいちゃった(=Reeling)次第です。YMO散開以降…80年代中盤から後半くらいのエレポップ感を下敷きにしつつ、21世紀的なタイムエディットもしっかり施されてて、ホント判ってるなあって感じ。イントロ部分はちょっとキリンジの「Golden Harvest」も彷彿とするし。くーっ。
でも、きっとこいつらは「アヴァランチーズとヴァン・シーとタヒチ80とN*E*R*D*や『Golden Harvest』のイントロのいいとこを頂いちゃおうぜ!」みたいなココロザシで音楽やってない感じもちゃんと伝わってくるし(特に最後の部分)、だからこう自然としっくり来るんだ。こりゃあほっといても話題になるでしょうね。


ライブ・パフォーマンス時はギターレスでキーボード3人+ドラム&ベースっていうなつかしくも特殊な編成。CDの音とライブはぜんぜんアレンジも雰囲気も違ってて、演奏も唄も上手いわけじゃないけどそこがまたニューウェイヴっぽくって好感度大。ソフトシンセ全盛の時代に、運ぶのも大変そうなドでかいシンセを段重ね…という絵面だけで、もう最高(ヴォーカルの彼が使ってるYAMAHAのデカいシンセはなんだろう?)。
アルバムに「The Reeling」級の曲があと四、五曲入ってたら大変だなあ。なんだか今年の五月は熱くなりそうです。


Manners

Manners

Chunk of Change

Chunk of Change